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社長メッセージ

古閑産業は昭和6年、私の祖父、創業者・古閑喜一が、米の集荷販売業として始めた会社です。
二代目にあたる私の父・古閑靖規、そして私と三代にわたり、米や雑穀に関わる仕事を営んでまいりました。時代の変遷とともに米主力の事業から豆・雑穀を中心に扱う流通卸業へ変わり、現在ではそれらの選別・精選・ブレンド・包装加工業へと事業の幅を拡大。世紀をまたぎ、時代も変化してまいりましたが、創業以来、多くの仕入れ先様の信頼に支えられ、着実な成長を続けております。
こだわりの姿勢で生産された素材を生かし、お客様のニーズに的確にこたえる加工技術と衛生および品質の管理を徹底し、安心・安全・おいしさをお届けするのが当社の責務だと考えております。
おかげさまで私たち古閑産業とお取引きいただいておりますのは、シビアに品質管理に取り組まれている、日本を代表する大手・有名メーカー様が中心です。ご提供先である食品業界は近年、食の安全・安心を前提に食品トレーサビリティへの取り組みが必須となっており、製造過程のみならず、加工や包装における品質管理の重要性もますます増してきました。古閑産業におきましても、そういった食品業界を取り巻く環境変化に伴い、ISOおよびFSSC22000を取得し、品質管理機能を日々強化し続けています。
食品は何より安心・安全という品質が第一です。確実に選別された原料や製品は、商品価値をアップさせ、その食品を楽しまれるお客様の暮らしの豊かさにつながっていきます。だからこそ私たち古閑産業は、食品となる穀物の選別・加工のプロとしての責任を持ち、「確かな選別」「安心・安全な商品のご提供」を通じて、社会に貢献していく所存でございます。
世の中が健康を意識し始めるようになり、「身体に良い」とされる雑穀の需要が年々、高まりをみせています。食生活の欧米化によるアレルギーやアトピーなどにも気を配らなければならない時代、古来より食されてきた雑穀は、日本人のカラダにあった食物として注目を集めています。雑穀を通して現在の食文化を見直し、次世代を担う子ども達が健やかに暮らす、豊かな未来を創造していきたい。
そこで、古閑産業では、見た目、食感、香ばしさなど、五感で味わう雑穀らしさを打ち出すため、混ぜる雑穀の種類やバランスなど、独自のブレンド技術を構築しています。また業務用向けに、20gや30gの小包装をはじめ、多様化する包装ニーズにもフレキシブルに対応できる供給体制を完備しております。
これからもお客様の立場に立ったと技術の向上に一層の努力をしていくつもりでございます。今後とも、皆様の変わらぬご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げます。

古閑産業合資会社 代表取締役 古閑 清貴