私達の想い・社長メッセージ
穀物に
新たな価値を創り出す
代表取締役古閑靖基
古閑産業は1931年の創業以来90年以上、米や小麦、雑穀、豆類など穀物を国内外から仕入れ、様々な原料や製品に加工して、お客様にお届けしてきました。
例えば、米なら米、豆類なら豆だけという具合に、一つのジャンルに特化した専門会社は多数存在します。しかし、当社のように一つの企業で、
複数の穀物をトータルに取り扱うスタイルは珍しく、多種多様な製品をブレンドしたり、加工したりすることで、お客様のニーズに最適な解をご提案できる、
希少な会社の一つとして高い評価を頂戴しています。
健康で、おいしい食生活はもちろん、日本独自の伝統的な食文化も守り、時代が求める新しい食のライフスタイルを実現し、未来へとつないでいくこと、それが私たち古閑産業の使命であると考えています。
また取り扱い製品の種類の豊富さに加え、穀物の正規品のみならずB級品や規格外品を含めて取り扱っていることも、当社の大きな特徴となっています。
サイズ不足やカタチが悪いという理由で規格にあてはまらない穀物は、規格外品として捨てられてしまっているものもあります。
そこで当社ではそれらの規格外品を粉砕などの加工を施し、新たな価値を創り出すお手伝いをしています。
廃棄されていた規格外穀物を使用することで食品ロス削減に貢献できるほか、廃棄穀物を買い取ることで農家さんを支援。また仕入れた穀物を食品や飼料、肥料など、目的別にアップデートさせることで、トータル的なコストダウンも可能となっています。食べられるものを廃棄するのは、単にもったいないというだけでなく、栽培に使われた水などのエネルギーも無駄にしているということであり、処理の焼却時はCO2を排出します。つまり食品ロスを防ぐことは、環境保全、SDGsにもつながるということです。
他の企業が売れないと判断したモノを、古閑産業は売れるカタチにして、市場で流れる仕組みまで持っていく。それこそが私たちの強みであり、この仕事の何よりも面白さだと思います。
私たちがめざしているのは、穀物をつくる農家さん(作り手)とともに私たち(売り手)も繁栄し、その穀物を使って商品を作られるお客様(買い手)、さらに商品を購入される消費者の皆さん(社会)や自然環境(未来)にとっても良くなる、五方良しの関係です。
五方に関わる人達や地域がより良く発展して行くために、古閑産業の企業規模は小さくても、社会にとって地球にとって、少しでも貢献できることを、とても誇りに思っています。
今後も、おいしく、安全な穀物ビジネスを通して、農家さんたちの生活が豊かになり、自然環境への負荷を出来るだけ掛けない、経済活動を続けていきたいと思います。この想いに共感してもらえる新しい仲間との出会いを楽しみにしています。